☆脳梗塞後の右片麻痺患者さんへの継続したアロママッサージの効果

脳梗塞後の右片麻痺患者さんへアロママッサージを行って、もう4年が経過しようとしています。

 

その方は60歳男性、60歳とは思えない程、背中がきれいです(‐^▽^‐)

麻痺も随分、改善されましたが、先日、整形外科の先生に「リハビリもないもしていないのに筋肉がとても柔らかくて質がいい」と言われたそうです。麻痺側はどうしても硬直しやすい。定期的な継続したアロママッサージは麻痺の患者さんにとても有効だと改めて思いました。豊中近郊の方は出張アロマも行っていますので、是非ご連絡下さい。

 

☆体を目覚めさせるヨガ

私達の脳は全体の10パーセント~15パーセントしか使われていないと言われています。体もそうです。どれだけ使わずに眠っている部分があるでしょうか・・・使っていないと脳が「もういらないんだ」と判断して神経伝達を止めてしまいます。

ヨガではいろいろなポーズをとります。なので苦手なポーズは「できない」とネガティブに捉えてしまうこと多々あると思います。でも、見方を変えたら、全く動かしていなかった所を「目覚めろ」と捉えて、続けていく内に動くようになってきたら、それはとても嬉しい変化です。

スポーツクラブでは毎週欠かさず来て下さる会員さんがたくさんいらっしゃいます。ひと月は同じポーズを行うので全部で4回行うことになります。1回目にできなかったバランスも回を重ねるごとに対応できるようになって来ます。

ヨガで動いてなかった身体を目覚めさせていきましょう。

☆究極にお疲れの方へ・・・アロママッサージ120分1万円コース

アロママッサージ全身60分が通常のコースでした。

けれども、究極にお疲れの方はすぐに爆睡してしまい、「寝てしまってもったいなかったぁ」ということがあるため、120分1万円コースを新たに設けました。

このコースは背面、足背面、足前面、腹部、腕、顔、頭に顔のパックがつきます。パックは皮膚科の先生が出されている「潤い美容マスク」なので安心です。

日々頑張っている自分へのご褒美にたっぷり癒しの時間をどうぞ。

 

☆継続は力なり~失語症の改善~ヨガで変わる体

失語症の訓練開始から4年半経過、5年経過した二人の患者さんにSLTA(標準失語症検査)を行いました。

訓練を開始したのはお二人共、発症から半年以上と自然回復の期間を過ぎていましたが大幅に改善が見られました。中でも訓練当初「まんがの説明」では一言も言葉が出てこなかったのが、ぽつりぽつり、ゆっくりではあるものの、目標語を使って相手にわかるように文レベルでの説明ができるようになっていました。すごい回復です。失語症の訓練というのはとても根気のいるもの。私達でも、ここまで出かかっているのに名前が出てこないというのはとても苦しいものですよね。失語症の方はその状態がずっと続いているのだから。

脳梗塞や脳出血によって破壊された言語領域は回復しないと言われていますが、脳に刺激を与え続け、指令を与え続けることで新しい神経細胞、シナプスが伸びてくるのでしょうか・・・。

 

ヨガでもそうです。使っていないところは脳がもういらないんだなと判断して指令を送るのをやめてしまうと動かなくなる。私も足でチョキをすることが以前はできませんでした。でも、足先に意識を送っていると動きだすようになるんですよね。

 

「私は体が硬いから」などと自分で自分の限界を決めてしまわず、動かせるところはどんどん動かすよう脳に指令を送ることが大切だと、言語のリハビリ、ヨガを通して日々感じます。やるかやらないか、そこが大切。

 

失語症の患者さん達、まだまだよくなる可能性を秘めています。少しでも引き出せるよう私も一緒に頑張ります。

☆ヨガの効果・効能~心の平穏~

先日、ヨガ体験をされた方からメールをいただきました。抜粋して紹介させていただきます。

「初めてのヨガは難しいポーズをとるものという固定観念が吹っ飛び、身体はついていきませんでしたが、先生に暖かく包まれながら心身を整え、心の平穏へと導いていただいたようで心地よかったです」

 

そうなんです、ヨガは完成ポーズを目指すものでも、他人と比べるものでもありません。

普段、外側に向かっている意識を自分の内側へと向け、呼吸と体を融合させていくもの。

ポーズとシャバアサナ(くつろぎのポーズ)を行うことで、心と体を解放していくもの・・・深い呼吸は心身をリラックスさせてくれます。続けることで、体は少しづつ、確実に変わっていきます。

1回目でヨガの気持ちよさを感じていただけたら大成功。これからも一緒にヨガの気持ちよさを感じていきましょう。

☆呼吸法で痩せる

「ちょっと体重が増えてきたな」と思う時、ヨガの呼吸法を行うとすぐに結果がでます。

ちまたでは美木良介さんのロングブレスダイエットが話題ですが、呼吸法で痩せるというのは本当だと思います。私はロングブレスダイエットは実践したことがないのですが、同じような効果が期待できるのでしょうね。

 

シバナンダヨガではカパラバティ(浄化呼吸法)とアヌローマビローマ(片鼻呼吸法)の2つを実践します。

上級の呼吸法になりますがカパラバディ120回1分間息を貯めるを5セット、アヌローマビローマ5秒吸って20秒息を貯めて10秒で吐くを10ラウンド行います。時間にして30分以上かかりますが、体の中から温まっていくのが感じられます。そして、頭の中がすっきりクリアになっていくのが感じられます。悩み事がある時に行うと私の場合はひらめきのようなものが生まれてきます。考え抜くのではなく、よい考えがどこからともなくやってくるといった感じです。外気エネルギーを自分の中にしっかり取り込むことで明日への活力が生まれてきます。

ヨガの醍醐味はなんといってもこの呼吸法にあるといっても過言ではないでしょう。

☆土曜日クラス開講

 

月2回土曜日17時30分~19時までサンセットヨガを開講することになりました。

 

内容は本格的なシバナンダヨガです。

 

ご参加希望の方はnonnonzinzin1207@ezweb.ne.jpまでヨガ受講希望でメールを下さい。(パソコンからは受信拒否にしています。お手数ですが携帯よりお願いします)

 

電話09037070601でもお受けしますが、仕事中や運転中で出られないことがほとんどです。留守電にお名前とヨガ予約と残していただいた方に限り、折り返しお電話させていただきます。

 

場所は少路駅徒歩1分のマンションのコミュニティールームで行っています。

料金は1回ごとに1100円です。

7月は7日と28日です。

 

先着10名ですので、ご予約はできるだけお早目にお願い致します。

 

☆レビー小体型パーキンソン症候群の患者さんへのアロママッサージ

 

Kさん(50代、女性)は訓練当初、過緊張があり、体もかちかちな状態でした。

 

現在、週2回のアロママッサージを背中、腕、頚部、顔面と行っています。

背中、頚部、顔面の緊張が緩み、「首や肩の痛みから調子が悪くなることがなくなった」とのこと。

 

それから、なにより嬉しい効果が周囲の人から「きれいになった」と言われること。

「肌に張りが出て、つやつやになり、顔のたるみもなくなった」と明るい表情で話されています。

 

それもそのはず、スイートアーモンドオイルをベースにパチュリやラベンダー、ローズマリーなど肌にいいオイルを使って週2回、リンパの流れをよくするアロママッサージを行っているのだから。

 

毛細血管を通して、精油が全身に浸透し、筋肉の痛みを軽減させ、肌も美しく、張りをもたせる、アロママッサージの効果は絶大です。

 

初めはうつ的傾向があった患者さんですが、表情もずいぶん明るくなったように思います。

香りには精神を安定させる効果もあり、この患者さんのように週2回くらい定期的に行えるといいですね。

 

☆パーキンソン病の患者様へのアロママッサージ

 

パーキンソン病(80代、女性)に言語訓練とアロママッサージを行って約3年になります。

 

まずは口腔ケア、その後、頚部、顔面のアロママッサージを行います。次に行う発声発語器官の運動性を高めるためです。

そして、足浴(抗菌作用のあるティートリーを数滴垂らします)で血行をよくしたところで足のマッサージをしながら、顔面の体操や発声訓練を行います。足の刺激は脳への刺激、認知症もある方だったので脳への血流量を増やして脳を活性化させるためです。用いる精油はローズマリーやレモンなどの覚性を上げるオイルを使用しました。

 

そんなこんなで訓練はしりとりをしたり、ことわざを言ってみたり、言葉を楽しみながら行いましたが、高齢でパーキンソン病という疾患もあり徐々に食事もとれなくなり、4月から入退院を繰り返されていました。

ご家族はできるたけ長生きしてもらいたいという思いはあるけれど、リスクを冒してまで胃ろうはしないという方針でした。

 

実はこの患者様が亡くなられる夢をみたんです。そして、私が夢を見た次の日、天へ召されました。

85年間という人生に幕を閉じられました。

 

予知夢とはいきませんが、ヨガを始めてから第6感のようなものが働くのをよく感じるようになりました。

それはきっと余分なものがそぎ落とされて、物事をシンプルに考えられるよになったからだと思います。

 

大久保先生がクンダリニヨガをすると超能力が目覚めるとおっしゃられていて、その時は内心ちょっぴり疑っていましたが、今は少しわかる気がします。クンダリニヨガをして超能力をつけようとは思いませんが、ヨガをして自分の内面に目を向けていくことで本能が研ぎ澄まされる感じがします。

 

患者さんのお通夜でいただいた追悼のしおりの最後に「母はがんばりやさんでした」と一言添えられていました。その文字を読んだ時、胸がジーンとあつくなっていくのを感じました。

 

5人の子供、10人の孫に見送られ、85年という人生を生き抜き、旅立たれました。天国ではゆっくりして下さいね。そして10年以上もの長い間、在宅で介護をされていた娘さん、「苦労してきた背中を見てきたから、自分が元気なうちはできるだけのことをしてあげたい」・・・その言葉に胸を打たれました。本当に本当にお疲れ様でした。

☆右片麻痺の患者さんへのアロママッサージ

 

「ありがたい、ありがたい」そう何度も繰り返し、こちらの方が恐縮してしまいました。

 

週に1回の全身アロママッサージを行っていることに対して、そうおっしゃって下さいました。

 

50代の女性で元々おきれいな方ですが、周囲に「肌がきれいになった」と言われたそう。

 

それもそのはず、全身にスイートアーモンドオイルをベースにラベンダーやイランイラン、パチュリなどの肌によいオイルを週に1回もぬっているのだから。

 

アロママッサージは麻痺に対して筋肉にいいだけでなく、お肌にもとってもいいのです。

 

精油は小さな分子構造をしている上に親油性だから皮膚から毛細血管を通して全身に運ばれるのです。

アロマを最も効果的に用いたいのであれば、芳香よりも何よりもマッサージが一番、アロマの効果を受けられます。

 

私はアロママッサージを施術するのも、受けるのも大好きです。受けるのは年に1回だけ、毎年、友達が誕生日にプレゼントしてくれる時だけですが・・・。

 

アロママッサージを行っていると、とても穏やかな幸せな気持ちになります。受けられている人が「気持ちいい」と感じているのが手を通して受け取れ、やっている方も同化して気持ちよくなってくるから。

 

今日のオイルはパチュリとローズウッド。組み合わせは、その時々で変わるのですが、バラがシーズンなのでローズウッドを混ぜてみました。この組み合わせは、とてもいい香りでパチュリとの相性抜群で、お勧めブレンドに入れたいです。

☆体が硬くてお悩みの方へ

「私は体が硬いからヨガなんてできない」とい言葉をよく耳にしますが、そんな人程、ヨガをやってみて下さい。

 

かくゆう、私もヨガを始める前まで体硬い歴30年以上ありました(≡^∇^≡)

 

ただ、やみくもに柔らかくしようと思っても、続きませんが・・・体を柔らかくするにはいくつかのコツがあるのです。

 

ボディメイキングスタイリストのソネジュンコ先生はこう言われてました。

「お料理をおいしくするにはお肉に下味をつけたり、一手間が大事。ストレッチもそれと同じで本番前の一手間が大事なんです」と。これはどういうことかというと、前屈の前に足首を左右に動かしたり、捻ったり、前屈の前に体を下ごしらえをすることで、びっくりするぐらい体は柔らかくなるんです。

 

私も硬い体を足の先から指の先まであらゆるところを連動させて、なんとかヨガインストラクターができるまでに体が変わりました。

 

そんなちょっとしたコツを知りたい方は是非、ヨガ教室にお越し下さいませ(*^▽^*)

もちろん、継続は力なり、この世に与えられた自分の体をどうしていくかは自分次第です。

☆脳出血後のアロママッサージ

Sさんの言語訓練とアロママッサージを行って、約1年半になります。その間に5回ものてんかん発作ががあり入退院を繰り返しながらも失語症の方は訓練当初に比べ随分と改善がみられています。

 

右半身麻痺があるものの、右顔面の麻痺はわからない程度。けれども、顔面のアロママッサージ中も左は「気持ちがいい」けれど「右は痛い」と。

 

いつも仲睦ましいご主人が「3月位から笑顔が病前の顔に戻ってきた」と。いつも笑顔の素敵なSさん。1年半訓練してきたものの、笑顔の違いには気付かなかった。「愛されている証拠ですね、羨ましい(*^▽^*)」

 

麻痺の改善というのはご本人にしかわからない、家族にしかわからない、微々たるものの積み重ね、それも年単位でのゆっくりしたペースで。

 

脳卒中後の麻痺に対するアロママッサージを継続的に行えるということはとてもいいことだと思います。

血液の流れ、リンパの流れがよくなり細胞が活性化する・・・今日も「流れて」と思いながら心を込めて施術します。

 

今日のオイルは体を温める作用のあるイランイランとパチュリ。麻痺側の体はとても冷たい、温めて血行促進。

香りはちょっと怪しげで(*^▽^*)うっとりするような香りです。

☆生き方にも通じるヨガ

 

普段届かないCメールが届きました。先日、1周忌を迎えられたばかりの患者さんの奥さんからのメール。

「お花まだきれいに咲いていますよ。ありがとう。ジャックがなくなりました。寂しい」と。

 

昨年、20年在宅で介護をしていた夫が亡くなり、愛犬と2人暮らしをされていました。愛犬ジャックの存在が唯一、寂しさを紛らわすものであったと思います。その愛犬も先週、後を追うように亡くなり、「誰も世話する人がいなくなっちゃった。これからどうやって生きていこう・・。先生の家が近かったら、子供さん見ておくのに」と。

 

清掃の仕事を続けながら、脳梗塞後の夫を介護し、長期の休みには障害を持ったお孫さんを預かり・・・常に人のために生きてきた奥様・・・。奥様はご両親がいないそう。育ての親には「親がいないんだから、普通の幸せが当たり前に手に入ると思うな」と言われたそう。

 

人間は生まれた時から平等・・・ではないと思う・・・でも、その与えれれた状況の中でいかに生きるかで人間の真価が問われるのだと思います。奥様の人生は常に苦労の連続、でも、その人生を受け入れ常に精一杯頑張っておられた生き様に私は何度も励まされました。

 

「ヨガは他人と比べるものではありません。比べるのは昨日の自分、明日の自分、1週間後の自分、1年後の自分・・・」

「ヨガは完成ポーズを目指すものではありません。45度曲げで気持ちいいと感じる人もいれば、60度曲げて気持ちいいと感じる人もいます。人それぞれ、骨格も筋肉も違うから、自分の体と向き合い、今の自分で最も気持ちいいと感じるところ、深い呼吸ができるところを探しながら行います」

 

ヨガは生き方にも通じます。他人のことを羨ましがってばかりいてはつまらない。他人との比較でしか幸せを感じれない人はいつまでたっても本当の幸せを感じることはできない。今、自分に与えられている人生、体に向き合い、できることを行っていく。そうすれば、どんな苦境においても必ず光が見えてくると信じています

☆認知症の方へのアロママッサージ

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Sさん(80代、女性、脳出血後右麻痺、認知症)は初め嚥下訓練の依頼で入りました。今では順調にプリンやゼリーを召し上がっています。

頚部や顔面の筋肉が硬直していたので、頚部、顔面を中心にアロママッサージを行いました。首の可動域がある程度ないと「ゴクン」という嚥下反射の妨げになるからです。

最近は背中や足も行っていますが、表情が穏やかになり、介助者である息子さんは「母がとても気持ちよさそうにしているので、僕も母にやってみようかな」とおしゃって下さいました。


この息子さんがすごいんです。ご自宅で塾を経営しながら、寝たきりで認知症の母親を介護されています。

どうしたらそんな息子に育つのかと聞いてみたかったです(‐^▽^‐)


余談ですが、先日「ほんまでっかTV」で思春期に息子が「クソババア」と言ったら、子育て大成功だとか。

その日が来た時には「ままちゃん」と呼んでくれた母息子のラブラブ時期を1人懐かしく思い出そう・・・。


今日使ったオイルはラベンダーとパチュリ。パチュリは皮膚の細胞促進作用があり、老化肌に効果的なんです。

パチュリの詳しい説明はホームページのアロマの効果・効能に載せていますので興味のある方はそちらをご覧下さい

☆脳出血後のアロママッサージ

 

アロマオイルの選択はいつもおまかせのSさん、今日は自分で選ぶと「ラベンダー」を指さされました。

 

強張った筋肉に有効なラベンダーとローズマリーでブレンドオイルを作り、体液循環の改善を目的にマッサージを行いました。

 

Sさんは失語症がありますが、マッサージ中、一生懸命話をして下さいます。

 

Sさんの言葉で大好きな言葉は「だいじょうぶ、だいじょうぶ」(^O^)

 

Sさんは「さんずの川」を渡られたそうです・・でも、呼び止められて帰って来たと・・・こういった話、何人かの患者さんから聞きました。「さんずの川」ってあるんだろうなと思います。1度、生死を彷徨って再び地上に帰って来た人は人生観が変わるのでしょうか?Sさんはまだ50代でお若いですが、達観されているなと思います。

 

小学5年生の娘の国語の音読の宿題のタイトルが「だいじょうぶ、だいじょうぶ」

 

今、こんなに大変な状態だけど、きっとよくなるから「だいじょうぶ、だいじょうぶ」

 

「だいじょうぶ、だいじょうぶ」・・・人を安心させる温かい言葉・・・自分にも周りの人にも与えたい言葉です。

2012年

3月

24日

多系統委縮症の患者様へのアロママッサージ

   先日49日を終えた患者さん(0さん)のお宅へ行って来ました。

 

0さんと出会ったのは約1年半前、呼吸器をつけ、胃ろう(胃から直接栄養を取る)をして、

寝たきりのOさんに私は何ができるのだろうと戸惑いを覚えました。

 

Oさんの介護者である妹さんの願いは「少しでも口から食べれるようになってほしい」

 

0さんの上体を起こして、妹さんが支える中、背中、頚部、顔面のアロママッサージ

それから口腔ケアをして、いよいよゼリーを数口食べれるようになったのは訓練開始から

3か月後のことでした。

 

正直なところ、ご飯も食べれない、しゃべれない、動けない、排泄も自分ではできない・・・

この方の生きている意味は何なんだろうって思ってしまったこともありました。

でも、そんな考えをした自分が恥ずかしくなったのはOさんが顔をくしゃくしゃにした笑顔を

見せてくれた日からでした。

 

1年ぶり位に口からゼリーを数口食べれた時、「ねーさん、よかったね、ねーさんよかったね」

と繰り返す妹さん、その時、ほんとうに素晴らしい笑顔を見せてくれました。

「0さんは生きている・・・ただ、そのことだけがありがたい」そう思いました。

 

それから、約1年、1週間に1度のアロママッサージと摂食・嚥下訓練を続けさせていただましたが・・・

別れは突然やってきました。

正月明けの初めての訓練日、「今日は何を味わってもらおうかな?」と考えつつ職場に向かうと、

「今朝、亡くなりました」と訃報の知らせが入りました。

 

0さんのイメージであった薄ピンクの桜草を持って、お家に伺うと、まだそこに0さんがいると錯覚

してしまいます。

呼吸器をつけ、胃ろうをつけ、寝たきりになっても一生懸命生きていた0さん、

最愛の姉を失った妹さん、お別れに必要な時間であったのだろうな・・・

0さんの人生の最後の1年半、貴重な時間を一緒に過ごせたことに感謝致します。

天国では好きなもの、お腹いっぱい食べて下さいね。

そして、大切な妹さんをお守りください。

0さん、妹さん、ありがとうございました。

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なべこ (水曜日, 02 5月 2012 12:55)

hiropon様
素敵なコメントありがとうございました。お返事がこんなに遅くなってしまってごめんなさい。すぐに返信したかったのですが、返信の仕方がわからず。
今日、ブログを作るのに「みんビス」を紹介してくれた友人が「コメントに書いたらいいんだよ」と教えてくれました。そんな簡単なことだったんですね。
超機械音痴でマウスもなくて友人達から「よくそんなんでホームページつくったね」と驚かれています。
こんなに月日が経ってしまったのでhiroponさんがこのコメントを見ることはないかもしれませんが・・・お礼だけ言いたかったのでhiroponさん、素敵なコメントありがとうございました。

☆ソネジュンコ先生のボディメイキング

 

ソネジュンコ先生にお会いしたのは約9年前、保育園の送り迎えの途中にサロンがありました。

勇気を出してサロンに入り、その施術を受けてみると、そのすご技に感動o(^▽^)o

紹介した友人達も絶賛o(^▽^)o

 

それから益々進化され、ボディメイキングスタイリスト養成講座を開かれ、たくさんのお弟子さんを育てていらっしゃいます。私も今日からその講座に通い始めました。ソネ先生の技術を教えていただけるなんて夢のようです。

 

その技術を習得して①脳卒中後の麻痺の改善に役立てたい ②ヨガのプライベートレッスンをしたいと思っています。②ヨガのプライベートレッスンというのは自分では伸ばしきれない部分をこちらが手を加えて可動域を広げたり、個々のゆがみや捻れを正していく・・といった感じのものです。

 

失語症の患者さん

2012-04-11 14:22:38NEW !
テーマ:

先日、失語症の患者さんの1周忌にお線香をあげに行ってきました。


失語症のAさん(70代、男性)に4年半程、訓練をさせていただきましたが訓練開始したのは発症から17年も経過してからのことでした。ずっと言語聴覚士を探していたようですが、訪問の言語聴覚士ってまだまだ足りていない状況です。


今まで病院の急性期で働いていた私にとって、発症から17年も経った超慢性期に訓練効果があるのか疑問でしたが予想以上に効果はありました。ただ、訓練での復唱は正確にできるようになっても、自分から話すことはやはり決まったパターンのことが多かったです。


50代、働き盛りで脳梗塞で倒れ、一命は取りとめたものの、失語症になってからの21年間というのはどういうものだったのだろう・・・と思います。


言いたいことをぐっと溜めてるとストレスたまりますよね。

ヨガのレッスンで魚のポーズの時、「言いたいことをぐっと喉で溜めてる人、喉を開いて、胸を開いて、心を開いて」なんて声をかけます。


でも、失語症の人は言いたいことが頭に浮かんでも言葉にできない・・・身振り手振りやいろんな手段で伝わることもありますが伝わらないことの方が多い・・・


医療が進歩し、昔だったら命を落としてしまっていたところを、言葉を失いながら・・・歩けなくなりながら・・・手が使えなくなりながらも生きていかねばならない・・・


私は失語症の方とお話するのが好きです。私が質問して、選択肢を与えて、それを指さしてもらう・・・そんな方法でたくさんのことを伝えてくれた患者さんを思いだします。


それから、21年間、在宅で介護をされた奥様には本当に頭が下がります。

自分のためではなく常に誰かのために生きている奥様からはいろんなことを教えていただきました。


言語訓練が終わると即、ビールを飲んでいたAさん、今は好きなだけビール飲んでますか(*^▽^*)?


脳出血後のアロママッサージ

2012-04-06 20:03:26
テーマ:

脳出血後の後遺症で右片麻痺、失語症のあるSさんに週1回のアロママッサージを施術して約1年になる。

麻痺側を施術すると「痛い」との反応、最近は「気持ちいい」に変わりつつある・・・いい傾向(*^▽^*)


右手の指を1本づつ丁寧にマッサージ→「親指動かして、人差し指動かして、中指動かして」→力を込めて少し動いた

薬指と小指はまだ動かないけれど・・・。


マッサージすることにより感覚刺激が脳に伝わり、脳から運動神経に命令を与える、この繰り返しがとても大切

1センチでも1ミリでも動きますようにp(^-^)q


Sさんはとても夫婦仲がよく、うらやましい限り(*^o^*)


Sさんは失語症があるため言葉を自由に話すことはできない

そんな中でSさんが絞り出した言葉が忘れられない・・・「夫婦はうーん、夫婦はうーん・・・夫婦は天国(^O^)」


もし、私に万が一、結婚するチャンスが訪れたら、「夫婦は天国」と言ってみたいです(*^o^*)